その足のしびれ、坐骨神経痛?セルフチェック法

 

その足のしびれ、坐骨神経痛?セルフチェック法と正しい見極め方

こんにちは、奈良県大和郡山市にある「てて整体所の大垣です。」

「最近、片足だけがジーンとしびれる」

「長時間座ると足がだるくなる」

「足先に力が入りにくい」…

こんな症状に心当たりはありませんか?
それ、もしかすると「坐骨神経痛」が原因かもしれません。

とはいえ、足のしびれ=坐骨神経痛とは限らず、他の疾患の可能性もあります。誤った自己判断をすると、症状が悪化するケースも。今回は整体師の視点から、坐骨神経痛の特徴とセルフチェック法、注意すべき他の病気との違い、そして対処法について詳しく解説していきます。

目次

  1. 坐骨神経痛とは?しびれの原因とメカニズム
  2. なぜ坐骨神経が痛むのか?主な原因と背景
  3. こんな症状は要注意!坐骨神経痛の代表的な特徴
  4. 自分でできる!坐骨神経痛セルフチェック法
  5. しびれの症状で疑うべき他の疾患との違い
  6. 坐骨神経痛が疑われた場合の対処法
  7. 整体師が教える!予防とセルフケアのポイント
  8. まとめ:早めの対応が悪化防止のカギ

1. 坐骨神経痛とは?しびれの原因とメカニズム

「坐骨神経痛」とは、坐骨神経に沿って発生する痛みやしびれの総称です。病名ではなく症状の名前であり、神経が刺激・圧迫されることで起こります。

坐骨神経は、腰椎からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先まで伸びる人体で最も太く長い神経です。

2. なぜ坐骨神経が痛むのか?主な原因と背景

  • 椎間板ヘルニア:椎間板が飛び出し、神経を圧迫
  • 脊柱管狭窄症:神経の通り道が狭くなり、圧迫
  • 梨状筋症候群:お尻の筋肉が硬くなって神経を圧迫
  • 骨盤のゆがみ:慢性的な姿勢不良などが原因

3. こんな症状は要注意!坐骨神経痛の代表的な特徴

  • 片足だけのしびれや痛み
  • 座っていると悪化
  • 立ち上がり時に違和感
  • 前かがみで痛む
  • 足先が冷たく、感覚が鈍い

4. 自分でできる!坐骨神経痛セルフチェック法

チェック①:前屈テスト

膝を軽く曲げたまま前かがみになる。痛みやしびれが出るか?

チェック②:椅子から立ち上がる

立ち上がるときに片足側にビリッとした違和感があるか?

チェック③:SLRテスト

仰向けで脚を上げる。太もも裏にビリビリ感が出るか?

5. しびれの症状で疑うべき他の疾患との違い

疾患名 主な症状 特徴的な違い
糖尿病性神経障害 両足先からしびれが進行 左右両側で対称的
閉塞性動脈硬化症 歩行時にしびれ、休むと回復 血流障害による間欠性跛行
脳梗塞・脳出血 片側の顔や腕も同時にしびれる 言語障害や運動障害も伴う

6. 坐骨神経痛が疑われた場合の対処法

  • 痛みが強いときは安静と温熱ケア(温湿布・入浴)
  • 整形外科で画像診断を受ける(MRI・レントゲン)
  • 整体や鍼灸で体のバランスを整える

7. 整体師が教える!予防とセルフケアのポイント

  • 姿勢の改善:骨盤を立てて座る意識を持つ
  • ストレッチと筋トレ:梨状筋や大殿筋を柔らかく
  • 冷え対策:足元を冷やさない工夫を

8. まとめ:早めの対応が悪化防止のカギ

足のしびれや痛みは体からの警告サイン。片側だけの症状があるなら、坐骨神経痛の可能性があります。セルフチェックで気づいたら、早めに専門機関や整体に相談し、根本から改善していきましょう。

日々のケアと姿勢改善が、健康な足腰を守る第一歩です。

 

てて整体所