坐骨神経痛と冷え性ーしびれや痛みの裏に“冷え”が関係している?
こんにちは。整体師として多くの方の身体と向き合ってきた私ですが、坐骨神経痛に悩む方の多くが「冷え性」も同時に抱えていることに気づいています。
「脚が痛くて歩けない」「腰からお尻、足先までしびれるような痛みがある」そんな辛い症状の背後に、“冷え”が密接に関係している可能性があることをご存知でしょうか?
今回は、坐骨神経痛と冷え性の関係性、なぜ冷えが痛みやしびれを引き起こすのか、そして整体師としてのアプローチについて詳しくお話しします。
目次
- 坐骨神経痛とは?基本的な理解
- 冷え性とは何か?身体に及ぼす影響
- 坐骨神経痛と冷え性の深い関係
- なぜ“冷え”が神経痛を悪化させるのか?
- 整体師が見る身体の冷えとゆがみの関連
- 冷えを改善するための整体的アプローチ
- 日常生活でできる冷えと神経痛のセルフケア
- まとめ:温めるだけじゃない!本当の根本改善へ
1. 坐骨神経痛とは?基本的な理解
坐骨神経痛とは、腰からお尻、太ももの後ろを通って足先まで伸びている「坐骨神経」が何らかの原因で圧迫・刺激されることによって起こる痛みやしびれの総称です。
主な原因
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 梨状筋症候群
- 骨盤のゆがみや筋肉の過緊張
2. 冷え性とは何か?身体に及ぼす影響
「冷え性」とは、体温が低いわけではないのに手足が冷えたり、下半身が冷たく感じたりする状態です。自律神経の乱れやホルモンバランス、血行不良などが原因です。
冷えが引き起こす症状
- 手足の冷たさ
- しもやけ、あかぎれ
- 生理痛、月経不順
- むくみ、肩こり
- 胃腸の不調
3. 坐骨神経痛と冷え性の深い関係
坐骨神経痛に悩む多くの方が、同時に冷え性の症状を抱えていることは決して偶然ではありません。身体が冷えると血流が悪化し、筋肉が硬くなりやすくなります。特に腰やお尻、太もも周辺の筋肉が緊張すると、坐骨神経が圧迫されやすくなり、しびれや痛みを引き起こす原因になります。また、冷えによって自律神経のバランスも崩れ、神経の興奮が収まりにくくなるため、痛みが慢性化しやすくなるのです。冷えは単なる不快な感覚ではなく、神経痛の発症や悪化に深く関係している身体の“警告サイン”とも言えるでしょう。坐骨神経痛の根本改善を目指すには、冷えの改善を同時に進めることが重要です。
4. なぜ“冷え”が神経痛を悪化させるのか?
- 血行不良による栄養不足: 神経細胞に酸素や栄養が届かず機能が低下。
- 筋肉の緊張による神経圧迫: 冷えで筋肉が収縮し、神経を圧迫。
- 自律神経の乱れ: 血流や筋肉のコントロールがうまくいかず、慢性的な痛みに。
5. 整体師が見る身体の冷えとゆがみの関連
骨盤・背骨のゆがみ: 血流や神経の働きを妨げ、下半身の冷えを招く。
姿勢の崩れ: 猫背や反り腰などが筋肉のバランスを崩し、神経に負担をかける。
6. 冷えを改善するための整体的アプローチ
- 骨盤・背骨の調整: 姿勢を整え、血流と神経の流れを改善。
- 筋膜リリース・深層筋のほぐし: 坐骨神経周辺の筋肉を緩め、圧迫を軽減。
- 内臓調整・自律神経への働きかけ: 冷え性の根本にアプローチ。
7. 日常生活でできる冷えと神経痛のセルフケア
- 足湯・温熱ケア: 足元から温め、全身の血行促進。
- ストレッチ: 腰・お尻・太ももの筋肉を緩める。
- 食生活の見直し: ビタミンE、鉄分、たんぱく質を意識して摂取。
- 正しい姿勢: 重心と体軸を整えることで冷え・痛みの軽減に。
8. まとめ:温めるだけじゃない!本当の根本改善へ
坐骨神経痛と冷え性は密接に関連しています。冷えによって神経が圧迫され、しびれや痛みを引き起こすケースは少なくありません。
一時的な対症療法ではなく、骨格・筋肉・血流・神経のバランスを整えることで、根本的な改善が目指せます。整体とセルフケアを組み合わせて、身体の中から健康を取り戻しましょう。
お電話ありがとうございます、
てて整体所でございます。