◆目次 【この記事の内容】
1. 膝に水がたまるってどういうこと?
2. 膝に水がたまる仕組みとその正体
3. 主な原因(ケガ・変形性膝関節症・関節リウマチなど)
4. よくある症状と放置するリスク
5. 整体師が教える対処法と予防法
6. 医療機関での治療法(穿刺・薬・手術)
7. 日常でできるセルフケアと生活習慣改善
8. まとめ
1. 膝に水がたまるってどういうこと?
「膝に水がたまった」と聞くと、多くの方が「膝の中に水が溜まってパンパンになってしまう」というイメージを持ちます。実際、病院で「水を抜きましょう」と言われると驚きますよね。
しかし、この“水”の正体はただの水ではありません。これは「関節液」と呼ばれる、関節を滑らかに動かすための潤滑液です。通常は少量しか存在しませんが、炎症や損傷が起こると過剰に分泌され、膝が腫れた状態になるのです。
2. 膝に水がたまる仕組みとその正体
膝関節は、大腿骨(太ももの骨)・脛骨(すねの骨)・膝蓋骨(お皿の骨)で構成されています。
関節の内側は「滑膜(かつまく)」という膜で覆われており、ここで作られるのが関節液。本来は軟骨を守り、摩擦を減らす大切な液体です。
しかし、次のような状態になると異常に増えます。
■関節に炎症が起きる
■軟骨や半月板が傷つく
■過剰なストレスや負担がかかる
この反応は体の防御反応でもありますが、過剰になると膝の腫れ・痛みを引き起こします。
3. 主な原因(ケガ・変形性膝関節症・関節リウマチなど)
膝に水がたまる原因は一つではありません。代表的なものを詳しく見ていきましょう。
変形性膝関節症
中高年に多い原因。膝の軟骨がすり減り、炎症が起きることで関節液が増えます。O脚の人や体重が重い人は特にリスクが高いです。
怪我(スポーツ・転倒など)
半月板損傷や靭帯損傷などの怪我で膝が炎症を起こし、水がたまります。アスリートにも多い症状です。
関節リウマチや痛風
自己免疫の異常や尿酸結晶によって関節に炎症が起きると、水が増えます。膝だけでなく他の関節にも症状が出るのが特徴です。
感染性関節炎
細菌感染による炎症で膝が腫れます。発熱や強い痛みを伴い、緊急対応が必要です。
長時間の負荷・オーバーユース
立ち仕事や過度な運動で膝に負担がかかり、軽度の炎症で水がたまることもあります。
4. よくある症状と放置するリスク
よくある症状は?
膝に水がたまると、次のような症状が現れます。
■膝が腫れて見える
■曲げ伸ばしがしにくい
■歩くと痛い、重い
■階段の上り下りで違和感
放置するとどうなる?
膝に水がたまるのは“炎症サイン”です。放っておくと、軟骨の摩耗が進み、変形性膝関節症が悪化する恐れがあります。さらに、膝をかばうことで腰や股関節にも負担がかかり、全身のバランスを崩します。
5. 整体師が教える対処法と予防法
整体では、膝に直接アプローチするだけでなく、骨盤・股関節・足首のバランスを整えることが重要です。なぜなら、膝に負担がかかる背景には【体の歪み】や【筋肉のアンバランス】があるからです。
整体でできること
■股関節や足首の可動域改善
■太ももやふくらはぎの筋肉調整
■膝の負担を減らす歩き方の指導
予防のポイント
■太ももの筋肉(特に内側広筋)を鍛える
■体重コントロール
※直近3から6ヶ月で急激に体重増加した自覚がある場合
■冷えを避け、血流を良くする
6. 医療機関での治療法(穿刺・薬・手術)
病院での代表的な治療は以下です。
■穿刺(注射で水を抜く)
→ 即効性はありますが、炎症が続けば再びたまります。
■ヒアルロン酸注射
→ 関節を保護し、炎症を抑える効果。
■薬物療法(消炎鎮痛薬/湿布など)
→ 痛みや炎症を軽減。
■手術(人工関節など)
→ 重度の変形性膝関節症の場合に選択。
7. 日常でできるセルフケアと生活習慣改善
■冷やす or 温める?
急性期(腫れや熱感がある時)は冷やす。慢性期は温めて血流改善。
■軽い運動
水中ウォーキングや自転車エルゴメーターなど、膝に負担をかけない運動。
■正しい歩き方
ガニ股や内股を避け、足裏全体で体重を支える。
※当院では【足楽歩き】という足にかかる負担を楽にする歩き方を指導しています。
■体重管理
1kgの体重増加で膝に約3kgの負担がかかるといわれます。必ず痩せないといけない!体重を落とさないといけない!というわけではありませんが、体重管理をした方が、早く改善したり再発のリスクを抑えれるケースが多いです。
8. まとめ
膝に水がたまるのは、体が炎症を抑えようとする防御反応です。ですので炎症が治まれば溜まった水や腫れは引いて行きます。
しかし、繰り返す場合や強い痛みを伴う場合は、根本原因を解決することが大切です。
整体での体のバランス改善と、医療機関での適切な治療、さらに日常生活でのケアを組み合わせることで、膝トラブルの悪化を防げます。
「最近膝が腫れている」「歩くと重だるい」と感じたら、早めの対処を心がけましょう。
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